ご覧いただきありがとうございます。
先日、日商簿記2級を受験して、無事合格しました。
セミリタイア後の、自己研鑽・士業独立も見越し、会計科目の入口として受験しました。
独学・3ヶ月程度で合格できたので、備忘録としてまとめておこうと思います。
勉強スケジュール
期間:3ヶ月(6月~8月)
講義受講・基礎問題 :CPAラーニングの無料講義・テキストでインプット
問題演習(過去問) :TACの本試験問題集を、利用して論点別の演習
総仕上げ(模試形式):直前2週間は、時間を測って模試で仕上げ
独学に使ったテキスト
①商業簿記用のテキスト
②工業簿記用のテキスト
いずれもCPAラーニングというところで、無料講義を受けられます。苦手論点、何度も間違う箇所は、講義で何度か確認します。
③過去問題集
問題集はこれしかやりませんでした。論点別にまとめて学習可能で、苦手分野の炙り出しや集中的な演習を行いました。最終的には、間違いメモや、テキストの参考情報をこれに集約し、何度も見返しました。
④財務会計の基本書
夏休みの課題図書として通読。会計士・税理士試験のバイブルとして有名だそうです。
簿記2級の第3問では、BSやPLを作成する総合問題が出ます。基本書を読むことで、テキストで省かれている、会計処理の背景・考え方が深くわかり、財務諸表のつながりが、より理解できるようになりました。
基本書は、本質的な理解が進むので読んでいて面白いですね。
通読前:平均8~10点 → 平均14~16点
試験本番では、第3問は満点でした!
試験結果
無事、合格できていました。
今回はCBTテストを初めて受けましたが、受験後にすぐ結果が出るのが良いですね。
まとめと今後の目標
思ったよりも簿記・会計が面白かったので、上位資格を目指そうと思います。
資格 | 備考 |
①日商簿記1級 | 簿記検定の最高峰。税理士試験・税法科目の受験資格も得られます(*)。 折角、簿記学習が習慣化したので、11月の統一試験に突撃してきます。 *会計科目については、受験資格が撤廃 |
②全経簿記上級 | 日商簿記ほどの知名度はありませんが、こちらも合格できれば 税理士試験の受験資格が得られます。 日商簿記1級よりは、少し易しいらしいので、実力試しで受験予定。 |
③税理士試験 (簿記論・財務諸表論) | 税理士試験の会計科目。士業資格はそのうち欲しいので、 来年は受験しようと思っています。 独学か、予備校を利用するのか、悩み中。 |
④公認会計士・短答試験 (財務会計・管理会計) | 会計資格の最高峰。簿記1級に合格できてたら、検討しようか…。 論文式まで考えると、取得までのコスパ(時間・お金)は悪いので 躊躇します。 |
⑤米国公認会計士 | アメリカの会計士の資格。日本の会計士ほど難易度は高くないようです。 英語も必要で面白そう。ただ、受験費用や予備校代が結構高い。 キャリアアップや転職には良さそうですね。 (セミリタイア者には微妙かも…) とりあえず、TOEICからやってみようと思ってます。 |
今回、簿記2級を取得して、一番良かったのは、簿記・会計が面白いとの発見と、勉強習慣が身についたことです。
経済的な恩恵は未だ不明ですが、会計関係のバイトでゆるく働く時に、有利に働けばいいなと。
(リモート・週3を切にのぞむ…)
直近に迫ったセミリタイア後の、趣味と実益を兼ねた習慣として、生涯学習は続けていきたいですね。