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1~2年以内のサイドFIREに備え、そろそろ準備を本格化しています。
ちなみにFIRE達成後の運用方針は、以下の内容を予定しています。
今回は「①運用資産を減らさない」方法の1つである、生活防衛資金について、
まとめていきたいと思います。
生活防衛資金とは
急な退職、病気などの、突発的な金銭リスクに備えるための予備資金
生活を立て直すための、バッファになります。
例えば、会社を辞めた時でも、1年ほどの生活費の心配がなければ、腰を落ち着けて再就職先を探せます。
どれくらい必要か
個々の状況により、最適な金額は変わります。私は家族持ちなので、概ね1年~1年半を目処に積み立てました。
例えば、月の生活費が30万円であれば、300万円~400万円くらい。
この辺りは、公的な補償制度も合わせて確認するのが良さそうです。傷病手当金や、失業手当など、会社員は比較的恵まれています。
調べたところ、被保険者の期間が10年以上あれば、120日ほど失業手当が給付されるようです。結構、大きいですね。
ただ自己都合退職などの場合、受給までに待機期間が決められていたりします。この間を凌ぐのにも、生活防衛資金が役立ちますね。
最適な資産クラスは
現預金・定期預金・個人向け国債など。
元本保証がされている資産クラスで準備するのが良いです。
資産クラス | 流動性 | 利回り | 備考 |
普通預金 | ◎ | ✖️ | 利回りは期待できず。流動性だけが長所でしょうか |
定期預金 | △ | △ | ネット銀行などを利用すれば、少し高金利の商品もあります。 微々たるものですが。 |
個人向け国債 | △ | △ | 変動10年を購入すれば、金利の上昇によって利子が多く受け取れます。 |
私の場合は、すぐに引き出せる貯蓄用の銀行口座に、半年分の生活費を置いています。また、定期預金で1年分の生活費を運用中です。
※2024年5月・追記
微々たるものですが、金利が上がってきています。年、数百円単位だった個人向け国債の利息が、千円単位になっていました。
生活防衛資金を貯める方法
王道である積立貯金を利用しましょう。
メインの口座から、自動入金サービスなどを使って、貯蓄口座に資金移動ができます。
日々の生活は、貯蓄分を差し引いたあとの分でやりくりします。
まとめ
FIRE達成後は、基本的には追加の入金が難しいと想定しています。
そのため、運用資産の損失や、意に沿わない取り崩しはできるだけ避けるのが、求められます。
その時に頼りになるのが、今回の生活防衛資金です。
相場暴落時も、ある程度の現預金があれば、意に沿わない取崩しも不要になり、損害を抑えることも可能です。
債券と組み合わせて、クッション戦略を取ることを予定しています。