ご覧いただきありがとうございます。
数ヶ月後の退職に備え、準備を続けております。
今回はFIREの亜種、コーストFIREについて備忘録をつけておこうと思います。
FIREの種類にも様々な見解・定義があるようです。
FIREの種類 | 労働の要否 | 必要な資産額 | 備考 |
ファットFIRE | 不要 | 多い | |
リーンFIRE | 要 (最小限度) | 少ない | |
サイド (バリスタ)FIRE | 要 (半分〜) | 中程度 | 必要最低限の生活費を資産収入で賄い、 余暇の費用を労働で稼ぐ |
コーストFIRE | 要 (フルタイム) | 少ない |
どれだけ労働するかに違いがありますが、基本的には、経済的な自立が達成されていることが前提にあります。
コーストFIREとは
定義
リタイア資金を準備して、定年までフルタイムで働く形
『日々の生活費 = 労働収入 ※資産には手をつけない』
サイド(バリスタ)FIREとの違いは、労働することが前提かつ、資産の取り崩しを想定しないところ。
例:仮に30歳で1000万円の資産を構築し、年利4%で30年・運用した場合
結果:60歳でリタイアする時点で、約3000万円程度になる計算です。
老後の2000万円問題はクリアですね。
メリットとデメリット
メリット
- 節約を過度に求められず、生活水準を上げることができる
- 早期リタイアをしないので、キャリアが途切れない
- 必要な資産額が少なくて済む
デメリット
- フルタイム労働が基本
働き続ける必要があるため、他のFIREと比較して、経済的な自立度は低いと思われます。
まとめ
FIRE一つとっても、色々な亜種が出てくるものですね。
納得できる形は、人それぞれなので当たり前ですが。
最終的に大事なのは、経済的な理由で、自分の選択・ライフスタイルが妨げられない状態(FI:Financial Independence)が達成できているのが、一番なのでしょう。
今回のコーストFIREは、フルタイムでの労働が前提になりますが、老後の心配はしなくて良くなるので、ある程度自分の興味・関心をもとに職場を決めることができそうです。
コーストFIREを達成することで、引き続き、他のFIREへも移行可能です。
当方は、フルタイム勤務で消耗するのは嫌だけど、ある程度、社会的な活動や、自身の成長も目指したいと思っています。
そういうのもあって、やはりサイド(バリスタ)FIREを達成しようと思います。