【サイド(バリスタ)FIRE】退職金の運用について考えてみる【セミリタイア】

FIRE

ご覧いただきありがとうございます。

数ヶ月以内のサイド(バリスタ)FIREに備え、あれこれ準備・試算を行なっています。

今回は退職金につき、どう運用するか考えたことなどを、まとめていきます。

積極的に高利回りを追求し、更なる配当金の上積みを目指すのか、堅実に元本確保しておくのか。

特に、家族持ちの人であれば、退職後の生活を支える重要な資金にもなるので、慎重に検討していきたいところです。

退職金運用の検討結果

ある程度の元本確保はしつつも、配当額の積増しを行います

目標利回り:2〜3%

<資産配分>

  • 40% 元本確保・低リスク運用(個人向け国債等)
  • 60% 高配当株・インデックスETF

具体的な検討内容については、以下の通り。

更なる配当金の上積みを目指す場合

基本的な出口戦略として、インデックス運用による取崩しではなく、高配当株・ETFからのキャッシュフローを生活費に充てる予定です。

<前提条件>

目標利回り :税引後4%(FIREでよく言われる基準)

退職金(仮):1,000,000円 

①高配当株に全て投資する場合

税金を考慮すると、配当利回り5~6%の銘柄が候補に上がります。

有名どころで言えば、JTなどが候補になるでしょうか。

運用商品投資元本利回り
(税引後)
配当金
高配当個別株
(例:JT)
1,000,0004%40,000
※試算を単純化するために1銘柄にしています。実際投資する時には、個別株は複数銘柄に分散するはずです

退職後は、給与からの継続的なキャッシュフローがなくなること、減配のリスクもあることを鑑みると、高配当銘柄に、全投資はしんどくなります。

②半分ETFを混ぜて、分散を図る場合

減配リスクを下げるため、ETFを利用すると仮定します。その場合、高配当ETFで有名なVYMであっても、一気に利回りは低下します。

運用商品投資元本利回り
(税引後)
配当金
高配当個別株
(例:JT)
500,0004%20,000
高配当ETF
(例:VYM)
500,0002%10,000
合計1,000,0003%30,000
※試算を単純化するために2銘柄にしています。実際投資する時には、個別株は複数銘柄に分散するはずです

資産全体では、約3%に落ち着きます。

目標利回り4%には、やや足りない状況です。

現金等を混ぜて、堅実な運用を図る場合

上記の通り、退職後は給与からの継続的なキャッシュフローがなくなること。

および減配のリスクもあります。

そこで実際に退職金を運用する場合、現金や国債なども併せて、もう少し保守的に運用するのが、自分的には心地いいところです。

3~4割は、値動きが比較的緩やかな商品で、運用していくでしょう。

運用商品投資元本利回り
(税引後)
配当金
元本確保商品
(例:現金・個人向け国債)
200,0000.2%400
債券
(例:BND)
200,0001%2,000
高配当個別株
(例:JT)
300,0004%12,000
高配当ETF
(例:VYM)
300,0002%6,000
合計1,000,0002%20,400
※試算を単純化するために4銘柄にしています。実際投資する時には、個別株は複数銘柄に分散するはずです

一気に4%達成は厳しくなります。

退職金については最低でも2%、可能であれば3%を目指すのが、現実的なラインな気がしています。

まとめ

結局、中庸に落ち着きました

退職金運用の検討結果

ある程度の元本確保はしつつも、配当額の積増しを行います

目標利回り:2〜3%

<資産配分>

  • 40% 元本確保・低リスク運用(個人向け国債等)
  • 60% 高配当株・インデックスETF

ある程度の元本確保はしつつも、配当額の積増しを行います

退職金は、個人の状況・属性にもよりますが、ある程度まとまった金額になると思われます。

退職後、すぐに働かない場合は、当面の生活を支える重要な資金にもなります。

利回りも上げつつ、リスクも抑える、納得できる形で運用したいですね。

※投資は自己責任でお願いいたします。

今後のロードマップ

第1段階 サイド(バリスタ)FIRE

     給与所得(バイト等)+事業所得(ビジネス)+不労所得 > 生活費

     → 給与所得で生活費は賄いつつ、ビジネスを育てる

第2段階 サイドFIRE

     事業所得(ビジネスのみ)+不労所得 > 生活費

     → 給与所得は不要の状態を作る

第3段階 完全なFIRE達成

     不労所得 > 生活費

     → 好きな仕事は続ける

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